検察が選んだ「06年ユニーク事件簿」
最高検察庁は26日、今年1年間の事件の中であっと驚くようなユニーク事件の数々を紹介した。
◆ハンサムな恋人は「女」だった?
20代女性のAさんは恋人のS(26)のおいがSを「叔母さん」と呼んだとき耳を疑った。結婚を約束し、6カ月間同棲までしたSがまさか女性とは…。
身長168センチ、体重68キロに、短い髪、堂々とした態度。Sはどこから見てもハンサムな男性だった。Aさんは2002年から6ヶ月間Sと同棲していた。SはAさんとスキンシップはしたがセックスは避けていた。「結婚するまで純潔を守りたい」というのがその理由だったという。
S はさまざまな理由をつけ、Aさんから300万ウォン(約38万円)を奪ってきた。しかしある日、軽い気持ちで連れてきた幼いおいのために男装していたことがばれてしまったのだった。Sは1審で懲役8カ月執行猶予2年を宣告された。Sは法廷で「いつか性転換手術を受け結婚するつもりだった」と話した。ソウル西部地検刑事2部で実際に捜査された事件だ。
◆拘置所で鉢合わせ…「天罰だ」
Bさんは代理運転手Cをひき逃げした疑いで拘束された。Bさんは容疑を否認したものの、Cは「ひき逃げされた」と一貫して主張した。しかし本当は、泥酔したBさんと料金の問題で争いが生じ、腹立ち紛れにCがうそをついたのだった。
しかし事件は劇的に反転した。Cは婦女暴行未遂容疑で拘束され、Bさんと同じ拘置所の同じ部屋に収監されたのだった。Cはうそをついたから天罰が下ったと思い事実を自白、Bさんは釈放された。
◆家族で保険詐欺、「力の加減」間違い父死亡
全羅北道全州で朝早く交通事故が起き、運転していた息子は生き残り、助手席に座っていた父は死亡した。息子のKは父にかけられていた保険金4億ウォン(約 5100万円)を受け取った。検察はKの家族が数十の保険に加入しており、Kがほかの事故で保険金1億2000万ウォン(約1530万円)を受け取っていた事実を調べ出した。Kは家族で保険詐欺をしていたのだった。事故の瞬間、居眠りをしたと話していたKは、事故の直前まで携帯電話で通話していた事実が明らかになった。K は故意に事故を起こそうとして「力の加減」を間違え、父親を失い、家族全員が法廷に立つことになった。
李吉星(イ・ギルソン)記者
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