野球:来春から「ハンカチ王子」がテレビに
日本の野球が本当にうらやましい。
先ごろ、大リーグ60億円のヒーロー(松坂大輔)を生んだ日本が、再び新たなヒーローの誕生に乗り出している。
その名は夏の甲子園のヒーロー斎藤佑樹投手(早稲田実業高校3年)。
今年斎藤は、ドラフト最大の目玉とされていたが、それまでの意向を貫き、同系列の早稲田大学進学を宣言して、日本で連日話題を集めた。
斎藤は、日本全域で生中継(瞬間最高視聴率37.1%)された夏の甲子園で、決勝戦再試合までの7試合(69回、948球)を一人で投げぬき、チーム優勝に大きく貢献した鉄腕投手だ。
さらに斎藤は、プロ入りを回避して大学進学を選択したにもかかわらず、その人気はとどまることを知らない。
そしてこのほど日本テレビは、来年早稲田大学が加盟所属する東京六大学野球リーグの放映権を獲得した。
日本テレビは、読売系列の代表的な民放として、イ・スンヨプ(読売ジャイアンツ)の韓国語講座などをはじめ、巨人の全試合を単独生中継しており、韓国でもおなじみだ。
日本のデイリースポーツは6日、「日本テレビが来春からリーグ戦の生中継を実施することを決め、5日の東京六大学定例理事会で承認された」と伝えた。
東京六大学リーグは、国営放送のNHKで早慶戦などを中継したことはあるが、民放中継は1982年の東京大学優勝戦中継以来、実に25年ぶりのことだ、とデイリースポーツが報じた。
今回日本テレビは、5年という長期契約を結んだ。斎藤が出場する全試合を中継するのはもちろんのこと、斎藤がケガなどで1、2年欠場することまでをも想定した異例の超大型契約だ。
これについては、今夏の甲子園で「ハンカチ王子」として日本全国に旋風を巻き起こした斎藤の人気からして、かなりの視聴率を獲得するものとみられている。斎藤は、決勝戦で母がプレゼントしてくれたハンカチで汗を拭きながら投げ続け、チームに優勝をもたらした。またそれにより、日本全域に母子間の愛情を呼び起こした。
今回の「斎藤」放映権争奪戦は、以前から繰り広げられており、話題となっていた。いくつかのテレビ局が秋からの放映権獲得を目指していたが、日本テレビは甲子園で湧き上がる夏からの放映開始を目指したことが今回の放映権争いの勝因となった。
破格の入札額で大リーグ入りした松坂が「野球のヒーロー」なら、斎藤は行く先々で数千人のファンが詰め掛ける「国民的ヒーロー」だ。そしてこれが今回の六大学リーグ放映権争奪戦を引き起こした。
東京六大学の春季リーグ戦は来年3月初めに開幕する。日本テレビは開幕前からプロ野球解説者を招き、放送する予定だ。その際、地上波だけでなく、BSなどに切り替えることも検討している。
東京六大学野球は、東京、慶応、早稲田、立教、明治、法政大学によるリーグ戦だ。連盟側は、ファンらが視聴すれば選手たちへの励みになると、「斎藤効果」を期待している。
チョ・ギョンジェ記者
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