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明洞は「ブランドビル」時代…全フロアを売り場に

 「ショッピング1番街」と呼ばれるソウル明洞の地形が変わっています。ひとつのブランドがひとつのフロアを使っていたこれまでの売り方とは違い、ビル全体をひとつのブランドが運営するケースが増えているのです。

 業界ではこれを「ブランドビル」と呼んでいます。ビルの外壁に大きく商標をつけるだけにとどまらず、絵や写真、立体造形物などを使って様々な形態の看板をかけ、消費者の感性を刺激しています。

 今年できたブランドビルだけで10カ所以上。ほとんどは既存のビルを新しくリモデルしたものです。最近のケースでは今年8月、ドーナツチェーンのクリスピーが3階建てのビルを使った店を開店し、12月1日には靴チェーンABCマート明洞店がリニューアルオープンしました。

 第一紡織、LGファッションなど衣類会社をはじめ、化粧品ブランド、靴メーカーなど様々な業種がブランドビルを運営しています。

 ブランドビルのほとんどは3‐4階建てです。土地代の高い明洞で高い賃貸料を支払い、ビル全体を売り場として運営するのにはそれなりの理由があります。空間が広いため商品が見やすく、顧客のための休息場所などを設けるなど、様々なサービスを提供し、消費者を満足させることができるからです。

 例えば、化粧品会社のアモーレパシフィックが運営する「ディアモレスター」では無料メイクアップサービス、マッサージ、ビューティー講座などを行っています。

 明洞は古いビルが多い所です。これを補修しながら、売り場の配置を変えてしまうことも多いといいます。ビル全体を売り場にすれば、広報の効果も高めることができます。LGファッションの関係者は「ブランドビルの増加は、結局明洞の商圏が最近に入って再び活発化していることと関連がある」と話しています。言いかえれば消費者が企業の戦略を左右しているということです。

キム・スンボム記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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