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韓国の10代「彼は彼女のため、彼女は自分のためにカードを使う」

 K大1年生のソン某さん(19)は、学生証を兼ねたチェックカードを持っている。ソンさんは先月、そのチェックカードで8万9200ウォン(約1万1175円)使った。「6日鍾路S酒店3万7500ウォン(約4698円)、8日T製菓1万2000ウォン(約1503円)、21日F化粧品2万4700ウォン(約3095円)、24日Cカラオケ1万5000ウォン(約1879円)」。

 8日は、合コンで知り合った彼女と100日目を迎える記念日。彼女へのプレゼントに化粧品を買い、一緒にカラオケにも行った。こうして先月チェックカードを利用した4回のうち、3回が“彼女のため”だった。

 ソンさんは「ほかの月も同様、彼女のために小遣いを使った。デート費用は男が払わないと気がすまない」と話した。

 今回の調査の結果、韓国社会の多くの分野において“男女平等”が浸透し、就職など一部の分野では女性逆転現象さえ起こっているなか、10代の小遣いの使い道においては、依然として“男性優位”が守られていることが分かった。

 本紙は10日、BCチェックカードを利用する全国の18‐20歳の男女17万人(男性6万5000人、女性10万5000人)を対象に、今年に入ってから9月までに使用した金額と使途を分析した。

 その結果、男性は女性のために、女性は自分のためにお金を使う傾向にあることが分かった。

◆女性服売り場の主要客は男性

 10代男性は、1カ月に平均3.3回チェックカードを使う。月平均の利用金額は8万600ウォン(約1万800円)。男性(8万1500ウォン〈約1万200円〉)が女性(8万ウォン〈約1万25円)に比べ若干多かったが、それほど大きな差はなかった。通帳の残額限度内でのみ利用できるというチェックカードの特性上、過消費はなかった。

 男性は自身のチェックカードで自分の服より女性の服を多く買っていることが分かった。男性は自分の服の購入に1人当たり1カ月平均1923ウォン(約240円)使っていた反面、女性の服には3173ウォン(約397円)使っていた。また、女性服売り場でチェックカードを使う男性は、利用額も大きかった。男性は女性の服を買うとき、一度の購入で5万700ウォン(約6353円)使うのに対し、女性は3万6400ウォン(約4561円)使っていた。

 こうした傾向は化粧品・アクセサリーを購入する際も同様だった。化粧品店で一度に使う額は、男性が2万4500ウォン(約3070円)、女性が1万9900ウォン(約2495円)だった。アクセサリー店での1回のカード利用は、男性(6万6000ウォン〈約8270円〉)が女性(3万3000ウォン〈約4135円〉)の2倍だった。

◆書籍購入は1カ月2780ウォン

 10代の若者は、主にどこでチェックカードを使用しているのだろうか。これに関しては男性と女性にはっきりとした違いが表れた。男性はインターネット・ショッピング、韓国料理店、洋食店、スポーツレジャー、女性はインターネット・ショッピング、デパート、服、量販店、韓国料理店の順に利用額が高かった。男女それぞれの使途上位30カ所を分析した結果は、男性に関しては自動車学校とガソリンスタンドが上位だったのに対し、女性は化粧品、歯科が上位を占めた。

 総合的にはインターネット・ショッピングの利用が最も多く、男女とも1位だった。インターネット・ショッピングの金額はチェックカード利用額全体の13%に達し、デパートと量販店での利用額を合わせた金額と同じくらいだった。一方、書店でのチェックカード利用額は少なかった。

 1カ月の書籍購入額は1人当たり平均2780ウォン(約350円)で、1冊の値段に満たないほどの額だった。

◆10代の男性はなぜそうなのか

 10代の若者たちの間で、支払いの際に割り勘よりも男性が支払うケースが予想外に多かった理由について、解釈は様々だ。黄相旻(ファン・サンミン)延世大学心理学科教授は「10代の男女のデートは情緒的交換行為であり、伝統的に韓国の男性が女性に与えようという傾向が依然として残っているものとみられる」と話した。

 また、カン・テヨン第一企画ブランドマーケティング局長は「最近の韓国の10代男性は、自分は母親が選んで買ってくれる物を使い、その代わりにガールフレンドにあげる物を自分で選ぶ風潮があるようだ」と解釈した。

キム・ジョンフン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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