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論文ねつ造:公判でも饒舌な黄禹錫元教授

 14日、ソウル中央地裁で開かれた黄禹錫(ファン・ウソク)元ソウル大教授の第6回公判。初公判からすでに5カ月が経過しているにも関わらず、依然として国民の高い関心を集めている。刑事部大法廷の傍聴席190席は全て埋め尽くされ、通路や傍聴席の後ろ側に立って傍聴する人もいた。

 詐欺と横領の罪で今年5月に起訴された黄氏は、検察側の被告人質問に対して饒舌(じょうぜつ)に答えた。公判では一貫して「キム・ソンジョン研究員にだまされた」という論理で、論文ねつ造容疑を否認してきた。また検察側の質問の途中、黄氏は「わたしの説明をまず聞いて下さい」と言って質問を遮り、これに対して検察側も「わたしの質問にまず答えて下さい」と声を荒らげるなど、神経戦を繰り広げる一幕も見られた。

 公判終了後、退廷する黄氏に向かって、一部の傍聴者から「がんばって下さい」との叫び声も飛び、拍手を送る光景も見られた。黄氏は今年4月にソウル大教授職を罷免され、5月に起訴された後、公判以外の外部との接触を絶っている。

 一方で、以前の研究グループのメンバーを集めて、研究を再開しようとする動きも見せている。黄氏は朴炳秀(パク・ビョンス)SUMAGEN会長が理事長を務めるスアム奨学財団の支援を得て、動物の幹細胞の研究のための「スアム生命工学研究院」を設立した。その実験室には、かつてソウル大獣医学部の研究グループにいた大学院生や卒業生ら約20人が集まった。

 黄氏の弁護団は、『サイエンス』誌の論文が取り消し処分となったことで剥奪(はくだつ)されたヒト胚性幹細胞(ES細胞)の研究資格を取り戻すため、訴訟を起こす方針をも表明している。これに先立ち黄氏は、ソウル大の懲戒処分を不服として、ソウル大当局に対して再審査を請求したが、8月に棄却されている。

イ・ヨンワン記者

シン・ウンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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