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「ヘギョンさんが家族の中で一人浮いているように感じた」

横田夫妻インタビュー

 「金英男(キム・ヨンナム)さん親子が再会できてよかったとは思いますが、わたしたちは北朝鮮へ行くつもりはありません」

 横田めぐみさんの父、横田滋(73)さんと母、横田早紀江(70)さんは28日午後、日本の衆議院議員会館の会議室で金英男さん親子が再会する場面をテレビ画面を通じて見守った後、記者会見でこのように語った。

 父滋さんは「英男さんのお母さんが『わたしが生きている間にぜひ会いたい』とおっしゃっていたが、28年ぶりに再会する姿を見て、やはり会えてよかったと思う」とし、「しかし、わたしたちは今すぐ北朝鮮へ行くつもりはない」と話した。

 テレビ画面に映った孫娘ウンギョン(ヘギョン)さんについては「15歳だった2002年に見たときは顔が赤くて子どもみたいだったが、4年ぶりに見ると顔が白くなっていて『大人になったな』と感じた。とても大きくなり、顔は少し変わった気がするが、元気そうに見える」と、やるせない気持ちを語った。

 母早紀江さんは「(親族が)息子に会えたことを心からうれしく思う」としながらも、「北朝鮮でどんなことがあったのか、真実は分からない。なんとなくドラマを見ているようだ。複雑な気持ち」と語った。

 早紀江さんは「北朝鮮の謀略が手に取るように見えるが、『絶対に揺さぶられてはならない』と思い、テレビを見守った」とし、「金英男さんが『妻は死亡した』と言うかも知れないが、めぐみは絶対生きている」と話した。

 しかし、「テレビ画面に映る孫娘ヘギョンさんが家族の中で一人浮いているように感じた。寂しそうに見えてもの悲しかった。娘とともに一日も早く日本に連れてきたい思いでいっぱいだ」と本音をもらした。

 「ヘギョンさんがどうして寂しそうに見えるのか」という質問には、「わたしの目にはなんだかそのように見える。本当の母がいないから、一人で孤独に耐える彼女もまた一人の被害者という気がする。今さらながら拉致は許せない犯罪だと思った」と付け足した。

東京=鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)特派員

【特集】北朝鮮拉致事件

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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