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【ES細胞】黄教授の2004年度論文は先行研究の焼直し?

2004年にサイエンス誌に掲載された黄教授研究チームのES細胞の写真(左)は、2003年度末に韓国の『モレキュール・アンド・セル』誌に掲載されたミズメディ病院チームのES細胞の写真と同一だ。

 今月19日、 黄禹錫(ファン・ウソク)教授の2004年度サイエンス誌論文の写真が、2003年度末に国内学術誌に掲載された論文の写真に似ているという疑惑が浮かび上がった。さらにこの2004年度論文の写真は、当時の他の国際学術誌に掲載されたものに類似しているという疑惑も提起された。

 2003年発行された国内学術誌と2004年の「他の国際学術誌」の論文の著者は、両方ともミズメディ病院の研究グループだ。もしこうした疑惑が事実だとすれば、黄教授は2003年と2004年のミズメディ病院の論文を継ぎ接ぎして論文を作ったことになり、ひいては黄教授研究グループには体細胞クローン胚性幹細胞作製という源泉技術も存在しないという結論となり、大きな波紋を呼ぶことが予想される。

①2004年度の黄教授研究グループの論文=2004年ミズメディの国際論文?

 科学技術人連合、生物学研究情報センター(BRIC)とディーシーインサイドの科学ギャラリーなど、インターネットサイトの掲示板で、黄教授研究グループの2004年度サイエンス論文に登場する体細胞クローン胚幹細胞の写真が、ミズメディ病院の受精卵胚性幹細胞と同じか重複するという主張が提起された。このミズメディ病院の受精卵胚性幹細胞は、ミズメディ研究グループが国際ジャーナルの「ステムセル(Stemcell)」に発表した受精卵胚性幹細胞の写真のことだ。

 疑惑は、「サイエンス誌論文に掲載された1番体細胞クローン胚性幹細胞の写真Dとミズメディ病院の1番受精卵胚性幹細胞の写真Bの一角が完璧に重なる」というものだ。ある幹細胞研究者は、「栄養細胞や点の模様まで完璧に重なり、一つの培養皿(シャーレ)にある幹細胞を撮ったものとしか思えない」と主張した。

②2004年度の黄教授研究グループ論文と2003年度ミズメディの国内論文?

 2004年度サイエンス誌論文に掲載された他の写真B、Dも、ミズメディ病院研究グループが、国内で発行する英文ジャーナルである『モレキュール・アンド・セル(Molecule and Cell)』に掲載された1番の受精卵胚性幹細胞B、E写真と同じだ。

 ミズメディ病院のモレキュール・アンド・セル誌の論文は2003年11月25日に提出され、12月17日に掲載が認められた。ステムセル誌の論文は2003年11月24日に提出され、2004年5月5日に掲載が認められており、黄教授研究グループのサイエンス誌論文は2003年12月9日に提出され、2004年2月4日に掲載が許可された。

 論文の提出時期もミズメディ病院が先であるが、各論文に掲載された1番受精卵胚性幹細胞は、すでに2002年度の論文として発表されたものだ。2003年提出された2つの論文は、この幹細胞と他の幹細胞などを比較する内容だ。

③3本の論文は著者もほぼ一致

 重複するとみられる写真も多いが、これら論文の著者もほぼ重なっている。

 ステムセル誌論文は、現在ピッツバーグ大学に派遣されているキム・ソンジョンミズメディ病院研究員(当時)らが提出したものであり、論文の巻末に盧聖一(ノ・ソンイル)理事長と尹賢洙(ユン・ヒョンス)博士に対する感謝の文が載せられている。

 モレキュール・アンド・セル誌の論文も、ピッツバーグ大学のパク・ジョンヒョク、キム・ソンジョン研究員が第1著者であり、 尹賢洙博士が責任著者だ。この論文に掲載された1番受精卵の胚性幹細胞は、すでに2002年度、尹賢洙博士などが国際ジャーナルに発表したものだ。

 これら研究者らは、黄教授研究グループのサイエンス誌論文に次々と著者として参加した。パク・ジョンヒョク博士は2004年、2005年度のサイエンス誌論文の共同著者であり、盧聖一、尹賢洙、キム・ソンジョン博士は2005年度論文の共同著者だ。これらは全員、黄教授研究グループが作製した胚から幹細胞を抽出して培養する過程を担当したとされていた。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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