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ソウル大ウ助手、性暴行追放運動賞授賞

 職場のセクハラ問題を公論化させる契機となった「ソウル大シン教授セクハラ事件」の「ウ助手」が、韓国性暴行相談所が与える第1回「性暴行追放運動賞」を授賞することになった。

 93年8月。ソウル大学に壁新聞が貼り出された。助手のウさんがシン教授からセクハラを受けたという内容。セクハラ概念も明確でなかった時期なので、シン教授側の反発も強かった。94年1審、95年2審、98年最高裁を経て、99年まで「セクハラ裁判」が続き、結局、ウ助手が勝訴した。

 この事件を契機に、99年「男女差別禁止及び救済に関する法律」が作られ、より多くの女性が積極的にセクハラ告発に乗り出すようになった。相談所のチェ・ヨンエ所長は「我々の社会で女性が性的な被害を公開するということは難しいが、真実を明らかにするためにウさんが積極的に裁判に臨み、多くの女性に勇気を与えた」と授賞理由を明らかにした。

 「今は結婚し、平凡な主婦として生活している」というウさん(33)に授賞の所感をきくと、「私が賞を受ける資格があるのかどうか分からない。私の事件のおかげで勇気を得たという方達に感謝している」と語った。「汚名は晴らしたが、まだ争いは終わっていない」2審当時、シン教授側の証人を告訴した偽証罪関連の裁判が進行中であるとのこと。

 また、「女性が以前より積極的にセクハラ被害を訴えるようになったると言われているが、セクハラの深刻さは依然として変わっていないではないか」と付け加えた。「私はまだ弱者だ。大学では相変らず教授が強者で、その下の学生達は弱者ではなか」

 「‘無能だ’という理由で解雇させられ、悔しい思いをした。それで争わざるを得なかった」ウさんにこれまでの争いで失ったものは何かと尋ねた。「最初に争いを始めた当時、私は25才だった。非常に覇気旺盛で、社会的に何か成就したいという欲求もあった。そういうことを失ったのではないかと思う。しかし、また初めに戻ったとしても戦うだろう。一度も訴訟を後悔したことはない」

 授賞式は、韓国性暴行相談所開所10周年記念式(29日午後7時、成均館大学600周年記念館チョ・ビョンドゥ国際ホール)で行われる。

チョン・ジェヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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